アドメディカルグループ

少子高齢化が進み、医療費の増大が問題となっている現在、介護が必要な人が自分らしく暮らせるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援を、地域が一体的に提供する「地域包括ケアシステム」の構築が大きな課題となっています。そして社会は、在宅医療・介護の推進など、少しずつ、その実現に向けて動いています。
そして、その未来にとって重要なものが、日本的な気遣いであり、コミュニケーションなのです。私たちは、医療や介護の根本にある「コミュニケーション」を大切にしている会社です。

現在の社会では、自分さえ良ければそれでいいというような、行き過ぎた個人主義の風潮があり、極端に効率を追求し続ける合理主義が、正しいように思われています。

しかし、今の日本に必要とされているのは、他人を気遣い、思いやり、声をかける「日本的コミュニケーション」の能力ではないでしょうか。SNSなどとはまた違う、現実の世界で、人と人がつながっていくこと。おたがいに力を合わせてひとつのことをやりとげること。それは、人の和（輪）を創りだし、絆を生み出すコミュニケーションです。

それは、地域包括医療においても同様です。それは、ひとつの業種ではできないこと、ひとりではできないことを、みんなで助け合い、支え合って実現しようという試みなのです。薬局においても、介護においても、私たちは和（輪）を創らなければいけません。その上で、社会の変革の一歩先を目指していきたいと考えています。

共同体には、わかりあい、つながりあう文化が必要です。自発的に人の心を知り、人の和（輪）をつなげることができる人との出会いをお待ちしています。